皆さんの好きな季節は何でしょうか?秋は日も短くなり、冬に向かう季節で少し寂しい気分になる時期かもしれません。しかし秋は空気も澄み、秋晴れが清々しく、木々も色付く素敵な季節でもあります。というわけで今回は秋に撮りたい写真をテーマ別に紹介していきます!
紅葉 雲仙仁田峠(長崎県)
雲仙仁田峠は標高1300m付近にある九州屈指の紅葉名所で、例年10月下旬頃に見頃を迎えます。ロープウェイに乗ればカエデやドウダンツツジで染められた山肌を間近に見ながら絶景の空中散歩を楽しむことができます。約3分ほどで頂上に到着しますが、特に妙見岳頂上付近の紅葉が絶景です。頂上の展望台からは有明海や島原・天草を一望できます。
登山道も整備されており、この写真はその登山道の途中で撮影したものです。
コスモス 能古島(福岡県)
コスモスが咲き始めると秋の訪れを感じるという人も多いのではないでしょうか。小春日和の穏やかな日は可憐で色鮮やかなコスモスを愛でに行きたくなりますね。
能古島は福岡県の博多湾に浮かぶ自然豊かな島です。のこのしまアイランドパークでは、菜の花・ひまわり・コスモスといった四季折々の花々を楽しむことができます。姪浜渡船場からフェリーで10分ほどで到着するアクセスの良さも人気の理由の一つです。
ススキ 阿蘇米塚(熊本県)
吹き抜ける風が冷たく感じるようになる頃、穂に綿毛をたっぷりつけたススキが風に揺れ秋の情景を演出します。特に夕陽を浴びてススキが黄金色に染まる時間は絶好のシャッターチャンスです。
阿蘇では広い範囲でススキが見られますが、米塚付近では夕陽とススキを一緒に撮影することができます。
雲海 蛇越峠(大分県)
朝晩の気温差が大きい秋は雲海が発生しやすくなります。
九州では阿蘇の大観峰からの雲海が有名ですが、大分県の由布院盆地に広がる雲海もおすすめです。狭霧台からも雲海を見ることができますが、蛇越峠からは由布岳と雲海を一緒に写すことができます。やまなみハイウェイ(県道11号)沿いに駐車場があり、そこから階段を2分ほど登ると展望台があります。
夕日 真玉海岸(大分県)
秋は空気が澄んで夕日も綺麗な季節です。清少納言が『枕草子』の中で ”秋は夕暮” と綴っているように、秋の夕暮れは何とも形容し難いしみじみとした趣があります。和歌でも秋の夕暮れを詠んだ歌は多いです。
大分県豊後高田市にある真玉海岸では、大分県で唯一、水平線に沈む夕日を見ることができます。この写真のような夕日と干潟の光景はいつでも見られるわけではなく、干潮と日没の時間が重なった時だけ見ることができます。いつが見頃なのかは豊後高田市のホームページで確認することができます。最近展望台がリニューアルし、高い位置から撮影することできるようになりました。ぜひ見頃のタイミングを狙って行ってみてください!
まとめ
秋は「食欲の秋」「読書の秋」「芸術の秋」「スポーツの秋」とも言うように、過ごしやすく何をするにも良い季節です。ぜひカメラ片手に秋の絶景を見つけに行きましょう!