紅葉の時期、フェリーで小豆島に渡りました。行った感想や見どころを紹介します。
寒霞渓の紅葉は全国的にも有名で注目度も高いです。
小豆島は瀬戸内海中央部に浮かぶ島です。
高松港、高松東港、新岡山港、宇野港、姫路港、日生港の6つが起点となり、フェリーや高速船等でいくような形になります。
私自身は、自家用車含めて新岡山港から乗船し、帰りは高松港へ出ていくようなルートでした。航路の選択肢が多いため、柔軟に活用するのが良さそうです。
詳細は下記URLよりご確認ください。
では、おすすめの見どころを一つずつ紹介していきます。
エンジェルロード
よくパンフレット等でも紹介されるのはこの景色ではないでしょうか。
天使の散歩道とも呼ばれるこのエンジェルロードは潮の満ち引きにより、見える景色が変化します。1日2回だけ干潮時に海の中から現れる砂の道を歩いて渡れるようになります。
手前には約束の丘展望台があり、そこからの眺めは抜群です。潮の満ち引きによって、景色が大きく変わってしまうので、下記リンクより、事前に時間を調べていくのがおすすめです。
国道から海側に一本入った道に、縦に長い駐車場があります。混雑時には警備員が配備され、交通整理を行なっています。駐車場からは歩いてすぐの場所にあるのでアクセスも容易です。
馬木散策路の町並
小豆島は醤油の産地として全国的にも有名です。実際、小豆島は醤油の日本4大産地のひとつで、約400年の歴史があり、醤油の町とも呼ばれています。
馬木散策路はその往時の醤油蔵が残っている町並です。醤油醸造所の建物の多くが登録有形文化財や近代化産業遺産に認定されており、歴史を感じることもできます。
ヤマサン醤油直売所の向かい側に砂利の駐車場が用意されています。醤油の香りを感じながら、ぶらぶら歩くだけでも楽しい場所です。
二十四の瞳映画村
二十四の瞳のロケセットが残っており、昭和の日本や小豆島の雰囲気を味わえる風景が広がっています。レトロな雰囲気が漂っており、昭和初期にタイムスリップしたような感覚を味わえる人気観光スポットです。
海沿いの駐車場に車を止め、入館料を払うと、中へ入ることができます。
秋にはコスモスが咲くなど、昭和の雰囲気に色を添えられさらに美しい景色となります。
宝生院のシンパク
宝生院の境内にあり、特別天然記念物に指定されているシンパクです。シンパクとしては日本最大のものと言われています。応神天皇手植えによるものと伝えられており、樹齢1600年以上。幹の周囲が16.9mもあり、間近で見ると、悠久の歴史が感じることができます。
宝生院のすぐ下に駐車場があります。遠くから見ても目立つような巨大な大樹です。
寒霞渓
最後にご紹介するのが、紅葉の名所寒霞渓です。大分県の耶馬渓、群馬県の妙義山とともに、日本三大渓谷美とされています。
奇岩怪石の絶景美は迫力があります。ロープウェイもしくは自動車で上まで上がることができます。
せっかく訪れたなら、ロープウェイに乗って楽しむのがいいと思います。ギリギリまで迫り来る奇岩は乗っていてスリルも味わえます。ロープウェイの運行情報は下記URLより事前確認しましょう。
展望スポットもいくつかありますが、お勧めは以下3つです。
- 寒霞渓第一展望台:少しわかりにくいですが、ロープウェイ乗り場の裏側に展望台があります。ロープウェイとともに撮影できるスポットです。車はロープウェイ駐車場を利用しましょう。
- 四望頂:第一展望台から少し下がった場所にあります。断崖絶壁にある展望台なので、足元には気をつけましょう。駐車場は道路沿いに数台分あります。
- 四方指展望台:周囲が開けた場所となっており、眺めは抜群です。ロープウェイを撮影するにはやや遠いですが、ここから一望する奇岩は迫力があります。
まとめ
小豆島には見どころがたくさんあります。フェリーでのアクセス航路は豊富に用意されており、各所から訪問できるようになっているため、比較的アクセスの良い離島と言えるでしょう。
紅葉の時期は観光客も多く訪れます。エンジェルロードの潮の満ち引きなど事前に下調べした上で訪問すると効率的に島内を回ることができると思います。