【佐渡島】絶景トビシマカンゾウ咲く初夏の離島散策

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トビシマカンゾウ咲く海岸線 大野亀 佐渡島 風景・絶景
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2022年6月月初に佐渡島訪問した時の記録です!

佐渡島とは

新潟県の日本海沖に浮かぶ佐渡島は、国内では沖縄本島に次ぐ面積を持つほどの広大な島です。

佐渡弥彦米山国定公園佐渡ジオパークにも認定されるなど、自然豊かな観光地として定評があります。

歴史的に見ても、佐渡金山をはじめ、様々な文化が残っています。

そんな佐渡島の主要な見所を一つ一つ見ていきましょう。

アクセス方法

佐渡島へは、フェリーでの来訪が基本になります。

佐渡島行きフェリーは下記二ヶ所から出ています。

  • 1.新潟航路  新潟港 ⇔両津港
  • 2.直江津航路 直江津港⇔小木港

主要路線である新潟航路では、カーフェリーとジェットフォイルを選ぶことができます。

直江津航路はカーフェリーのみです。

冒頭で述べた通り、佐渡島は面積が広大なため、どの港に寄港するか次第で、島内での移動に大きな影響が出ます。

レンタカーや宿泊が充実しているのは新潟航路なので、初めて行く方は新潟航路をお勧めします。

私は、新潟航路でカーフェリーに自家用車を乗っけていきました。

参考までに佐渡汽船ホームページを掲載しておきます。

佐渡汽船公式サイト | 佐渡汽船の公式情報を提供しています。
佐渡汽船をご利用のお客様へ快適な船旅をご提供いたします。フェリーやジェットフォイルの時刻表・運航状況・予約などの情報掲載。

フェリー乗船中は、佐渡島を模った佐渡汽船カレーがおすすめです。

佐渡汽船カレー

姫埼灯台

姫埼灯台 佐渡島

世界灯台100選にも選ばれる歴史ある灯台です。

すぐ横には灯台館もあり、貴重な資料を基にその歴史に触れることができます。

灯台までの道中は道が極端に狭い場所があるので、注意が必要です。

突き当たり左側に数台の駐車スペースがあります。

そこから農作地の横を数分ほど歩くと灯台に到着します。

小さいながら、展望台もあるので、間近で灯台を見ることができます。

岩首昇竜棚田

岩首昇竜棚田 佐渡島

江戸時代から続いている、海に面した山間部に広がる棚田です。

6月のこの時期に訪問すると、水を張った早苗の棚田を見ることができます。

この日は見られませんでしたが、天気が良い日には本土の弥彦山を遠望できることもあるようです。

道中は海沿いの県道から、急峻な坂道を上がってくることになるので、車の離合等には要注意です。

上った先に東家・展望台があります。駐車場は、わかりにくいですが、一度展望台を過ぎてカーブの先に広場があるので、そちらに止めましょう。

二ツ亀

二ツ亀 佐渡島

佐渡島の北部に位置しており、二匹の亀がうずくまっているように見えることから二ツ亀と呼ばれます。

潮の満ち引きで景色が変化するのが特徴で、また海の透明度も随一です。

二ツ亀ビューホテルの駐車場に車を止め、ホテルの裏手に回り込むと展望スペースがあります。

さらに階段を降りていくと、島の間近まで寄ることができます。海水浴シーズンには遊泳客がパラソルを立てるなど賑やかな様子になります。

大野亀

トビシマカンゾウ咲く大野亀 大野亀

今回佐渡島訪問のメインがこの大野亀です。

6月月初から中旬にかけてトビシマカンゾウという花が咲き、一面が絨毯のように真っ黄色になります。

ユリ科の花で、限られた場所にしか生息しない貴重な植物です。

また大野亀は日本三大巨岩の一つとされており、一枚岩としては日本有数の大きさを誇ります。

尖閣湾揚島遊園

尖閣湾揚島遊園 佐渡島 観光船

北西の道を海沿いに進むと、尖閣湾揚島遊園に寄ることができます。

駐車場に止めた後、入館料を払って敷地の中へ入っていきます。

橋を渡った先の展望台からはダイナミックな景色を見ることができます。

海中透視船に乗船し、遊覧も同時に楽しみましょう。

北沢浮遊選鉱場跡

北沢浮遊選鉱場跡 佐渡島

かつて鉱山施設の一つとして使われていた遺跡を見ることができます。

奥に見える丸い建造物は、「シックナー」という鉱石と水を分離するための施設です。

かつての繁栄の面影を感じることができる貴重なスポットです。

なお、次に紹介する佐渡奉行所前の駐車場からは鉱山施設の全体を俯瞰で見ることができ、圧巻です。

佐渡奉行所

佐渡奉行所 佐渡島

佐渡特有の奉行所の形態を忠実に復元した観光施設です。

中を見学することもでき、往時の様子を垣間見ることができます。

建物は、火事による焼失と再建を5回繰り返しているようです。

佐渡金山(道遊の割戸)

佐渡金山(道遊の割戸) 佐渡島

佐渡といえば佐渡金山がすぐ思い浮かぶ人が多いのではないでしょうか。

佐渡金銀山400年の歴史を伝える史跡として多くの人が訪れます。

観光地としても整備されており、「宗太夫坑コース」と「道遊坑コース」に分かれそれぞれ内部を見学することができます。

山頂部の割れ目は、金脈を掘り進むうちに山がV字に割れたような姿になってしまったものです。道遊抗コースの内部見学後、道遊の割戸を望める広場に辿り着きます。

宿根木の町並

宿根木の町並 佐渡島

島の南西部には船大工が築いた歴史的な町並が広がっています。

かつて千石船の交通・物流で栄えた場所で、舟板等を用いた特徴的な町並となっています。

今も100棟を超える板壁の民家が密集しており、迷路のような町並を見学するだけでワクワクしてきます。

狭い路地の形状に合わせて三角形に建てられた三角家は特に、宿根木を象徴する家として紹介されることが多いです。

宿根木町並み案内所の横に駐車場がありますが、比較的小さいため、混雑時には向かいの海沿いの駐車場に案内されます。  

矢島・経島のたらい船

矢島・経島のたらい船 佐渡島

たらい舟は、もともと磯ねぎ漁をするために作られたのが所以です。狭く入りくんだ岩礁が多い佐渡で、効率的に漁業するために考案されたもので、洗濯桶を改良し、現在のたらい舟が生まれました。

観光用のたらい舟で乗船体験をすることができます。スリルがありますが、入江で殆ど波の影響も受けないような場所なので、安心して乗れるかと思います。

田んぼ沿いの道を海岸へ向かって進み、坂を降りたところに駐車場が広がっています。

乗船しなくても、透明な海とたらい舟を見ているだけでも楽しいです。

奥の橋まで散策できるよう道が敷かれており、のどかな雰囲気を楽しむことができます。

まとめ

今回紹介したように佐渡島には歴史も自然も豊富にあり、たくさん楽しめる観光地です。

アクセスも比較的容易で、東京からでも訪れやすいので是非行ってみてください。

現在、佐渡金山を世界遺産にすべく文化庁が動いています。そんな注目度も高い佐渡島ですので週末等を使って来島してみましょう。

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