【城】四国の現存天守4城を紹介!

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風景・絶景
宇和島城
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築造当時から今に残る「現存天守」は全国に12基しかなく、とても貴重な存在です。その現存天守のうち4基は四国島内にあります。戦争での空襲被害を免れてきたことから、現存天守に限らず貴重な文化財がたくさん残っている場所として知られています。

香川県 丸亀城

丸亀城

天守自体は高さ15Mほどの小さなものですが、高い石垣の上に立つ丸亀城は、丸亀市のシンボルとして知られています。天守からは、瀬戸大橋をはじめとする瀬戸内海の景色を望めるほか、東側には讃岐富士がそびえ、美しい景色を見ることができます。

駐車場は天守の西側で堀を超えた先にあります。石垣は急峻で天守へ辿り着くまで一苦労がありますが、登った先の景色は一見の価値があります。

高知県 高知城

高知城

高知市街中心部から程近い場所に位置する高知城は、別名を鷹城と呼ばれます。本丸の建造物が完全に残る唯一の城としても知られており、往時の姿をそのまま残す貴重な文化財です。

付近には、県庁や市役所、裁判所等が点在するなど官公庁施設が揃っています。またひろめ市場をはじめとする観光地もあり、便利な場所に位置しています。

天守内部は見学できるよう整備されており、展示品や美術品も見ることができます。庭の美しさも有名であり、見どころがたくさんある城です。

愛媛県 松山城

備中松山城

同じく現存12天守である岡山の備中松山城との呼び分けから、伊予松山城と呼ばれることもある城です。市街中央部の小高い山の上に位置しており、城内へは、リフトもしくはロープウェイで登ることができます。

桜の名所としても知られており、毎年さくらまつりが開催されます。天気の良い日には、天守最上階から瀬戸内海を望ことができます。

付近には道後温泉や石手寺などの観光名所もあるので、同時に観光することをおすすめします。

愛媛県 宇和島城

宇和島城

宇和島城は1601年に藤堂高虎が大名になって初めて築いたお城です。天守は1666年頃に建て替えられ現在に至る現存12天守の一つで、国の重要文化財に指定されています。藤堂高虎は築城の名手として知られ、今治城や二条城、日光東照宮までも彼が手掛けたとされます。かつては総郭の約半分が直接海に面していましたが、現在は埋め立てられています。

まとめ

四国島内の現存天守は、それぞれが、地域のシンボル的存在として地元の人から親しまれています。また四国には特徴のある城が数多く存在しているため、それぞれの違いを感じながら巡ってみるのも楽しいかもしれません。

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