河津桜は1月下旬から2月にかけて開花する早咲きの桜で、ソメイヨシノよりも色が濃いのが特徴です。大島桜と寒緋桜の自然交雑種といわれ、1955年に河津町で発見されました。そんな春の訪れをいち早く感じられる河津桜のおすすめ写真撮影スポットを紹介します!
静岡県南伊豆町 みなみの桜と菜の花まつり
南伊豆町下賀茂温泉にある青野川沿いに、およそ2Kmに渡って約800本の河津桜が咲き誇ります。見頃は例年2月中旬頃で、見頃の時期は桜まつりイベントも催され多くの観光客で賑わいます。暖かな春の日差しを浴びながら土手沿いを散歩するのがおすすめです。人気スポットで多くの人が訪れますので、ゆっくり写真を撮るなら人の少ない朝がおすすめです。
伊豆の観光スポットは以前まとめていますので参考にしてください!
神奈川県 西平畑公園(松田山ハーブガーデン)
西平畑公園は約360本の河津桜と木の下に植えられた菜の花が綺麗な絶景スポットで、大井松田ICから車で5分程度と都心からもアクセスしやすいのも人気の理由です。松田山の中腹にあるので眺望もよく、天気が良い日には富士山も望むことができます。
大分県 豊後水道河津桜
河津桜は九州にも咲きます。大分県津久見市にある四浦地区には河津桜が5,000本以上もあり、例年2月中旬に見頃を迎えます。晴れた日には青い空と海、桃色の河津桜のコントラストが美しく、絶好の撮影スポットになっています。
写真は四浦展望台から撮影したもので、奥に佐賀関半島が見えます。佐賀関から四国の佐多岬を結ぶ豊予海峡は水路幅が狭く、潮流が激しくなります。ここで行われる一本釣りの「関アジ・関サバ」で有名です。
まとめ
河津桜はソメイヨシノより開花期間は長いですが、それでも雨や風で早く散ってしまうこともあります。また、その年の気温によって見頃時期も前後します。まだ朝晩の冷え込みが厳しい時期ですが、春はすぐそこまで来ています。春の訪れをいち早く感じに行きましょう!