白谷雲水峡に続き、今回は縄文杉トレッキングの見所をご紹介します!
縄文杉トレッキングの概要
縄文杉トレッキングではペースに個人差はあるものの往復約10時間、トータル約22kmの道のりを歩きます。前半はひたすらトロッコ道を歩き、後半は登山道となります。
登山口へのアクセスですが、3/1~11/30の期間は一般車両の乗り入れが禁止されているためバスを利用する必要があります。
バスは屋久杉自然館前から出ており、発車時刻は5:00/5:20/5:40となっています。まだ外が薄暗い時間からバス停に並んでおく必要があります。バスチケットは当日バス停でも購入できますが、前日までに購入しておくとスムーズです。観光案内所などで購入できます。
料金は中学生以上は往復1,400円でした。(小学生は半額)
バスに乗り35分ほどで、荒川登山口に到着します。降りるとすぐにトロッコ道の始まりです!帰りのバスの最終便は17:45ですので、それまでには戻りましょう。
トロッコ道はかつて伐採した屋久杉を運ぶために整備されました。快適なのでついハイペースで歩いてしまいそうになりますが、後半は登山道になりますので特に1人の場合はペース配分が重要です。
道中、水汲み場が何箇所かあるので、持って来た水がなくなっても安心です。冷たくて美味しかったです!
ウィルソン株
トロッコ道から登山道になって最初に出てくる見所がウィルソン株。
切り株になっていますが、中に入るとあの有名なハートの写真が撮れます。どこから撮ればハートになるか、探して見てください!
大王杉
さらに登っていくと一際大きな杉、大王杉が出て来ます。縄文杉が見つかるまでは、この大王杉が最大の屋久杉と思われていたそうです。
夫婦杉
夫婦が手を繋いでいるように見える2本の杉です。
ここまで来れば縄文杉まであと一息です!
縄文杉
5時間かけて歩いてようやく縄文杉の登場です。まるで裏ボスのように堂々と立ち構えてる姿は圧巻で、疲れも吹き飛ぶ達成感です。
現在屋久島で確認されている屋久杉の中でも最も大きいのが縄文杉です。樹齢は2170年~7200年と推定されています。高さが25.3m、太さが16.4mとなっています。
縄文杉を見るポイントは大きく2つあり、南側デッキと、2017年に新しくできた北側デッキから見ることができます。
上の写真は以前からある南側のデッキから撮ったものになります。北側からは下の写真のように、森の中にたたずむ縄文杉を見ることができます。
まとめ
縄文杉は簡単には見ることができませんが、山奥にたたずむ樹齢2000年以上の巨木は圧倒的なスケールで一見の価値があります。ぜひ万全の準備をしてトレッキングに臨んでみてください!