九州のおすすめ菜の花畑スポット!有名な俳句も紹介

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風景・絶景
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菜の花は桜が咲く前に見頃を迎えるところも多く、開花期間も長いため長く楽しめるのが魅力です。今回は九州の絶景菜の花畑スポットを厳選してご紹介します!

菜の花の花言葉

菜の花の花言葉は、「快活」「明るさ」「小さな幸せ」などです。菜の花はアブラナ属の花の総称になっていますが、一般的にはアブラナの黄色い花のことを指します。花が咲いたあとは、種子から菜種油を採ることができます。

菜の花の有名な俳句・詩

菜の花や月は東に日は西に

与謝蕪村

国語の教科書に出てくる有名な俳句ですが、実は理科の問題でも出題されることがあります。この俳句が詠まれている情景で、月の形はどんな形か(満月か、三日月かなど)を問う問題です。東に月、西に夕日なのでこの月は満月になります。同じシチュエーションに遭遇したら思い出したい一句です。

いちめんのなのはな
いちめんのなのはな
いちめんのなのはな
いちめんのなのはな
いちめんのなのはな
いちめんのなのはな
いちめんのなのはな
かすかなるむぎぶえ
いちめんのなのはな

山村暮鳥「風景 純銀もざいく」より一部抜粋

「いちめんのなのはな」というフレーズが合計24回も出てきます。思わず声に出したくなる詩ですね。いよいよここからは「いちめんのなのはな」の絶景スポットを紹介していきます。

長崎鼻(大分県)

大分県豊後高田市、国東半島の先端にある菜の花畑で、3月から4月にかけてが見頃です。岬にあるため菜の花の向こうに周防灘が見える絶景スポットです。長崎鼻リゾートキャンプ場にはテントサイトやコテージがある他、夏になると海水浴場もオープンし、国東半島の自然を満喫することができます。

能古島(福岡県)

能古島は博多湾に浮かぶ島で、姪浜渡船場からフェリーで10分ほどで到着します。のこのしまアイランドパークでは四季を通じて様々な草花を楽しむことができ、春に菜の花と桜が満開になると、青い空や海と相まって島ならではの絶景となります。都会の喧騒から離れて自然の中でのんびりしたい時におすすめです。園内にはレストランやアスレチックコーナーといった施設もあり、家族でも楽しめる場所となっています。

柳風公園(熊本県)

熊本県玉名市にある菜の花スポットで、菊池川の河原一面に菜の花が咲きます。玉名橋から見下ろすとまるで黄色の絨毯のようです。河川敷に駐車スペースがあり、そこから菜の花畑を縫うように遊歩道があります。所々にある木がアクセントになり思わず写真を撮りたくなる景色です。

西都原古墳群(宮崎県)

西都原古墳群は宮崎県西都市にあり、日本最大級の古墳群として有名です。広大な台地に300基以上もの古墳が点在しており、日本遺産にも指定されている貴重な史跡です。それだけでも訪れる価値がありますが、春には30万本の菜の花と2,000本もの桜が咲き、古墳の上に登ればその一面の菜の花と桜並木を俯瞰して眺めることができます。

白木峰高原(長崎県)

白木峰高原は春には桜と菜の花、秋にはコスモスが咲き、人気の撮影スポットとなっています。斜面の向こうには有明海と雲仙岳があり、その横から太陽が昇ってくる構図となります。見頃の時期は夜明け前から三脚が立ち並びます。入園料も駐車場代も無料でこの絶景が見られるので、ぜひ訪れたいスポットです。

池田湖(鹿児島県)

池田湖は鹿児島県指宿市にある九州最大のカルデラ湖(火山活動によってできた陥没地)です。湖畔には四季折々の花が植えられ、湖の向こうには薩摩富士と呼ばれる開聞岳が望めます。謎の巨大生物「イッシー」が生息すると言われている湖としても有名です。

南国指宿にある池田湖畔の菜の花は見頃を迎えるのがとても早く、例年12月下旬~2月上旬に見頃を迎えますので、いち早く春を感じることができます。

まとめ

菜種梅雨と言われるように、菜の花が咲く頃は天気がぐずつきやすい時期でもあります。ですが、菜の花は長く楽しめるお花なので、晴れの日を狙ってぜひ訪れてみてください!

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