東北地方には、お寺は少ないイメージがありますが、案外、歴史ある立派なお寺も多く残っています。北から順におすすめのお寺を紹介していきます。
青森県 菩提寺 霊場恐山
死者の霊魂が集まる場所と信じられており、多くの信者が参拝に訪れます。下北半島の北部にあり、交通アクセスが良いとは言い難いですが、一度行ってみる価値はあります。
岩手県 中尊寺
世界遺産にも認定されている中尊寺は、人気の観光地の一つです。奥州藤原氏三代ゆかりの寺として著名であり、特に金色堂はその栄華を今に伝えるものとして、貴重な文化財になっています。
山形県 立石寺 山寺
松尾芭蕉ゆかりの地としても名高い立石寺は、その立地から、通称山寺とも呼ばれています。文字通り山の上にお寺が建てられており、1000段を超える階段を上がっていく必要があります。入り口で受付をした上で、時間に余裕を持って登るようにしましょう。
宮城県 瑞巌寺
日本三景松島のすぐ横にそびえる瑞龍寺には、東北地方では貴重な国宝建造物が並びます。海岸沿いに建てられている五大堂とセットで観光してみましょう。シンプルな外観ですが、内部は豪華絢爛な様相となっており、見るものを魅了します。
福島県 円蔵寺
会津若松から程近い只見川沿いにある円蔵寺は、日本三虚空蔵の一つに数えられています。冬は雪深い豪雪地帯でもあるので、気象状況を確認しておきましょう。なお境内は三脚禁止です。只見川の対岸からは、境内の全景を見ることができます。