関東から手軽に訪れられる絶景滝10選を一挙紹介!

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フジの花咲く新緑の白糸の滝 風景・絶景
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都会の喧騒に疲れたら、滝を訪れて気持ちをリフレッシュしてみましょう。マイナスイオンを浴びれば、晴れ晴れした気持ちになること間違いなし。今回は、日本に数多くある滝の中で、関東から手軽に訪れられるおすすめの滝を集めてみました。

今回紹介する滝たちはすべて、駐車場から徒歩15分以内で見られる滝であり、滝初心者でも簡単に訪れられるような場所をピックアップしています。有名どころから知る人ぞ知るマイナーな滝まで幅広く紹介していきます。参考までに、駐車場から滝までの歩行時間をそれぞれ記載してみました。これを機に、絶景の滝にどっぷりハマっていきましょう。

山梨県 吐竜の滝(徒歩10分)

吐竜の滝

山梨県の一大リゾート地である清里には、自然豊かな風景がたくさんあります。そんな清里の中で、最も定番の観光地がこの吐竜の滝です。八ヶ岳から流れ出た水が、川俣川渓谷を伝い、吐竜の滝として地表に現れます。竜が水を吐いているように見えることから名付けられたこの滝は、庭園のような美しさを感じます。夏の観光シーズンには、川沿いで水遊びをしている人やお弁当を食べている人もたくさんいます。清里地区の標高が高いことに併せ、辺り一体のこの水流により、真夏でもかなり涼しく感じることができます。

国道141号から狭い道を数キロ進んだ先に、縦長の駐車場があります。川沿いを少し歩き、橋を渡った先が吐竜の滝です。頭上には、小海線の線路も通っており、運が良ければ列車が通る様子を下から眺めることもできます。駐車場からはそう遠くない距離ですが、雨の翌日等はぬかるみに注意が必要です。

東京都 払沢の滝(徒歩15分)

払沢の滝

東京都で唯一「日本の滝百選」に選ばれている払沢の滝は、都内から訪れやすい滝の代表格です。秋川渓谷の奥深くにあるこの滝ですが、近辺まで車で訪れることができるため、案外手軽に見られる滝です。全4段からなる払沢の滝は、緑あふれる癒やしの場所であり、多くの都民が訪れる人気の場所です。秋の紅葉や冬の氷瀑も有名で、年間を通じてひっきりなしに賑わっています。

豆腐屋の横から細い道を進んだ先に、駐車場があります。そこからは、ウッドチップが敷き詰められた比較的整備された遊歩道を通って進む形になるので、お子様連れでも安心です。付近には、バーベキュー場や日帰り温泉、吊り橋等もあり、1日中楽しめる場所かと思います。

茨城県 袋田の滝(徒歩10分)

袋田の滝

日本三名爆の一つとして名高い袋田の滝は、日本有数の規模を誇る迫力ある滝です。三名爆の他の滝が垂直に流れ落ちる形態、いわゆる直瀑となっているのに対し、袋田の滝は、岸壁に沿って幅広く流れているのが大きな特徴です。その特徴から、迫力がありながらも、繊細な印象をも受けるという、唯一無二の滝になっています。滝の流れが岩壁を四段に落下することから、別名を「四度の滝」とも呼ばれています。

駐車場は、袋田の滝へ行く手前の川沿いに乱立しています。有料駐車場から5分ほど歩くと、トンネル入口へ辿り着きます。夏でも涼しいトンネルの中をしばらく進むと、突き当たりに第1観瀑台があります。ただし袋田の滝は、あまりにも規模が大きいことから、この観瀑台からでは全景を見ることはできず、裏のエレベーターで第2観瀑台へ上がっていくことになります。高台から見下ろす景色は見事で、秋の紅葉や冬の氷瀑の時期も含め、何度も訪れたくなる場所です。

群馬県 吹割の滝(徒歩10分)

吹割の滝

東洋のナイアガラとも称されるような豪快で美しい吹割の滝は、日本を代表する景色の一つです。高さは7mと小ぶりですが、幅は30mあまりに広がっており、この幅広さが東洋のナイアガラとも言われる所以です。断層の切れ目に沿って流れ落ちる水の様子を間近で眺めることができ、迫力満点です。荒々しい地形を肌で感じることができる貴重な滝であり、パワースポットとしても人気があります。吊り橋の上からは、この壮大な滝を上から俯瞰して眺めることもできるなど、様々な楽しみ方ができる場所でもあります。

吹割の滝は、沼田からロマンチック街道沿いに車で数十分ほど走ったところに位置しています。滝周辺の道路沿いには、駐車場や土産物屋が立ち並んでいます。一度片品川沿いに出ると、その迫力に圧倒されること間違いなしです。柵等は整備されておりませんので、滝周辺を歩く際には足元に十分気をつける必要があります。

栃木県 竜頭の滝(徒歩3分)

竜頭の滝

竜頭の滝は、言わずと知れた奥日光を代表する滝の一つです。龍の頭のように見えることから名付けられたというこの滝は、見ていると不思議と心が落ち着いてくるような気がします。滝の左岸は滝沿いに歩いて散策することができるようになっています。途中数箇所に展望スペースが設けられており、休憩しながら散策するのがおすすめです。

龍頭之茶屋横には駐車場が完備されていますが、敷地は限りがあり、紅葉シーズンには一杯となってしまうことも多いです。滝の上流側(橋を渡った先)にも駐車場があるため、状況を見ながら訪れましょう。初夏のトウゴクミツバツツジの頃と、秋の紅葉の時期がおすすめです。

神奈川県 洒水の滝(徒歩5分)

洒水の滝

赤い橋と静かに流れ落ちる滝の組み合わせが美しい洒水の滝は、3段に渡って落ちる美しい名爆です。「洒水」というのは仏教用語で、身を清める水を意味する単語です。文字通り、身も心も清々しくなるような見事な滝景色を見られます。毎年7月には火祭りが行われており、無常息災のご利益があるとも言われています。

東名高速道路から程近い場所に位置し、都内からの交通アクセスも抜群です。あたり一帯はハイキングコースとしても整備されており、自然を感じながら歩くこともできます。また洒水の滝を流れる水は、全国名水百選にも選ばれる清水となっています。

栃木県 駒止の滝(徒歩3分)

駒止の滝

那須連山の中腹に位置する駒止の滝は、小ぶりながらも、その美しさには定評があります。美しい木々に囲われた滝の形容と、その滝壺の色の美しさは、神秘的な様相を見せています。特に紅葉の時期には、青く澄んだ滝と赤黄の紅葉のコントラストが見る人を感動させます。滝へ近づくことは困難ですが、駒止の滝の高さは20mほどもあり、案外大きな滝であることを気付かされます。

ロープウェイ駅へ向かう林道の途中から入ったところに、比較的狭い道をしばらく進むと、突き当たりに広大な駐車場があります。駐車場から観瀑台へはウッドデッキを少し歩いたところにあり、アクセスは容易です。那須観光の一つとしてぜひ訪れてみてください。なお晩秋には雪が降ることもある場所になるので、気象状況は事前に調べておくようにしましょう。

千葉県 粟又の滝(徒歩10分)

粟又の滝

養老渓谷の目玉の一つがこの粟又の滝です。大きな滝の少ない千葉県では貴重な名爆であり、その美しさは房総一とも言われます。全長は100mあまりで、水飛沫を上げながら流れ落ちる様子は、見てると不思議と心が落ち着きます。特に紅葉の時期には多くの人が訪れる場所です。日本一遅い紅葉が楽しめるスポットとしても知られており、首都圏から多くの観光客が訪れます。

道路沿いの駐車場から階段を少し降りたところに粟又の滝はあります。増水の危険等もある場所なので、特に夏場は情報を確認しながら訪問しましょう。

静岡県 白糸の滝(徒歩5分)

白糸の滝

白糸の滝は、著名な観光地であり、海外の観光客も多く訪れるような場所です。国の天然記念物に指定されているほか、世界文化遺産の構成遺産にも登録されており、その魅力はお墨付きと言えます。白糸の滝は、富士山の地下水が溶岩流の隙間から流れ出てできているものであり、水量は毎秒1.5トンと言われています。古より風光明媚な景勝地として有名な場所であり、富士講信者の巡礼地の一つとなっている等、今も昔も変わらずその景色を見ることができます。

滝のすぐ上に、大型駐車場が整備されており、簡単に訪れることができます。ただし滝壺付近まで降りていくと、急な階段を下っていくことになるので、注意が必要です。白糸の滝のすぐ横には、音止めの滝があります。音止めの滝も、白糸の滝に負けず劣らず個性ある滝なので、合わせて観光するのがおすすめです。

静岡県 浄蓮の滝(徒歩10分)

浄蓮の滝

伊豆半島の中央部に位置する浄蓮の滝は、伊豆半島を代表する景色の一つです。天城山の麓にあり、石川さゆり「天城越え」の歌詞にも登場するような滝です。その水の美しさから、沢に沿ってワサビ田が広がっており、滝と併せて楽しむことができます。また浄蓮の滝の形成には、天城山の火山活動が関係していることから、美しい柱状節理の様子も見ることができるかと思います。

国道沿いにお土産物店兼駐車場があります。駐車場からは階段で谷を降りていくことになるため、一定の体力が必要です。伊豆半島の絶景名所は、下の記事でも紹介していますので、参考にしながら旅行計画を立ててみてください。

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