【大分県】耶馬溪の観光名所を絶景写真と共に一挙紹介!

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風景・絶景
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耶馬渓は大分県中津市の山国川を中心に広範囲に広がる美しい渓谷です。江戸時代後期の漢学者、頼山陽が絶賛し「山国谷」の「やま」に「耶馬」の字をあてたことから耶馬渓という景勝地が広く知られるようになりました。大分県を代表する観光スポットとなっていますが、耶馬渓と一口に言っても見所はたくさんあります。今回は耶馬渓のおすすめ絶景撮影スポットをご紹介します。

本耶馬溪

中津市内から車で20分ほどのところにある本耶馬溪は、山国川沿いにそびえ立つ競秀峰青の洞門で有名です。目の前に駐車場があり、橋を渡って両岸を行き来することができます。4月中旬からGWにかけては、競秀峰の対岸にネモフィラが咲きます。

青の洞門は菊池寛の小説『恩讐の彼方に』のモデルにもなっており、江戸時代の僧・禅海がノミと槌だけを使って岩壁を掘り進め、30年かけて貫通させたと伝わります。その手彫りの跡や、トンネル内に明かりを採る窓が今でも残っています。

トンネル内に明かりを採る窓
禅海和尚の像

深耶馬溪

本耶馬渓から車で20分ほど走ると深耶馬渓に入ります。ここは耶馬渓随一の絶景が広がり、一目八景展望台からは八つの岩山を見渡すことができます。特におすすめは紅葉の時期で、白い岩肌に赤や黄色が映えて絶景となります。

奥耶馬溪

奥耶馬渓には猿飛千壺峡があります。川の流れの渦流によって、長い年月をかけて川底が削られてできた甌穴群が2キロに渡って広がる国指定天然記念物です。「猿飛」という名前は、かつてこの一帯を山猿が岩から岩へと飛び回っていたことから名付けられました。

裏耶馬溪

深耶馬溪と奥耶馬溪の間に位置しています。他の耶馬渓と異なるのは、観光地化されておらず生活と調和した景色が広がっているところです。この写真は立羽田の景と呼ばれる場所で、玖珠に抜ける県道43号沿いにあります。

渓石園

耶馬渓ダムに隣接している日本庭園で、耶馬渓の石、ダムの水を利用して耶馬渓の渓流が再現されています。紅葉がとても美しく、夜にはライトアップも行われます。綺麗に管理された大きな庭園ですが、なんと入園料は無料です。

耶馬渓橋

耶馬渓橋は山国川に架かる石橋で、青の洞門の下流側にあります。日本百名橋の一つにも数えられており、「オランダ橋」の愛称で親しまれていますが、これは長崎県に多く見られる石積み式であることに由来しています。長さは116mで、日本で唯一の8連石造アーチ橋です。国の重要文化財にも指定されています。

まとめ

耶馬渓では、例年10月下旬から11月中旬にかけて紅葉の見頃となります。今回の記事が皆さんの耶馬渓観光の一助になれば幸いです。

耶馬渓のある大分県は豊かな自然、温泉、食文化など魅力あふれる場所です。大分県の絶景スポットは以前紹介していますので、よかったらチェックしてみてください!

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