【日本新八景】日本を代表する8つの景勝地を絶景写真と共に一挙紹介!

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1927年(昭和2年)に、大阪毎日新聞社、東京日日新聞社主催、鉄道省後援で、一般からの投票をもとに選定された日本を代表する8つの景勝地、「日本新八景」をご紹介します。

⦅平原⦆北海道 狩勝峠

富良野町と新得町にまたがる狩勝峠は、日高山脈超えの代表的ルートとして知られています。狩勝峠の名は、石狩と十勝から一文字ずつ取ったことから由来していることからも分かるように、狩勝峠の頂上付近からは東向きに十勝平野の平原を一望することができます。その景色の素晴らしさから、かつて日本三大車窓の一つに選定されるなど昔から人々に愛されてきた絶景の景色です。

頂上付近(トンネル抜けた先)に駐車場と展望台があります。ぜひ立ち寄ってみましょう。

⦅小沼⦆青森県・秋田県 十和田湖

十和田八幡平国立公園の代表的景勝スポットである十和田湖は、四季折々の景色を楽しませてくれる絶景の場所として知られています。高い透明度とともに、中山半島及び小倉半島の代表的な2つの半島が入り組んでいることが十和田湖の大きな特徴です。半島の間に位置する瞰湖台からはその景色を一望することができます。また中山半島の途中には高村光太郎「乙女の像」が立てられており、その辺りの湖岸を散策するのも楽しい場所です。

付近には、子ノ口から流れ出る奥入瀬渓流もあり、自然豊かな景勝地として有名です。セットで観光しましょう。

⦅瀑布⦆栃木県 華厳の滝

日光の代表的な場所の一つである華厳の滝は、日本三名爆の一つにも選ばれています。中禅寺湖から流れ落ちる大谷川が落差97mを一気に落ちていく様は迫力があります。エレベーターを降りると、滝壺付近から大迫力の華厳の滝を見ることができる一方、明智平展望台からは、華厳の滝と中禅寺湖・男体山を一度に見ることができ、どちらも絶景の素晴らしい景色です。

日光の紅葉については別記事で取り上げたことがありますので、気になる方はこちらもご覧ください。

⦅渓谷⦆長野県 上高地

言わずと知れた日本を代表する景勝地である上高地は、聳り立つ穂高連峰の山並みと透き通った梓川の水の流れという組み合わせが他には類を見ない景色を見せてくれます。特に新緑の時期はその景色が美しく、北アルプスの残雪と雪解けの梓川により素晴らしい絶景に出会うことができます。大正池〜河童橋を梓川沿いに歩くと様々な自然風景を見ることができとても清々しい気分になれることと思います。

付近はマイカー規制が敷かれているため、自家用車でのアクセスは、岐阜側の平湯もしくは長野側の沢渡に車を止め、そこからバスやタクシーで行くのが一般的です。

⦅河川⦆長野県〜三重県 木曽川

揖斐川、長良川と並んで木曽三川の一つに数えられる木曽川は、鉢盛山を源流とし、長野県〜岐阜県〜愛知県〜三重県を経て伊勢湾に注ぎ込む長大な河川です。自然豊かな河川であることから、河岸には様々な景勝地が並びます。中でも代表的なのが上松町にある寝覚の床です。白い花崗岩が目を惹く独特の地形は、江戸時代に中山道木曽路を行き交う旅人からも人気がありました。

木曽路については以前取り上げた記事を参照ください。

⦅海岸⦆高知県 室戸岬

四国の南東の端に位置する室戸岬には室戸灯台が建てられています。付近はジオパークにも指定されており、太平洋に大きく突き出した独特の地形が広がります。亜熱帯性樹林や海岸植物も茂るなど、自然豊かな場所としても知られており、僻地にも関わらず年間を通じて多くの観光客が訪れます。四国八十八ヶ所の一つ最御崎寺もすぐ横にあり、歴史と自然を同時に楽しめる場所です。

⦅山岳⦆長崎県 雲仙岳

雲仙岳は、妙見岳、国見岳、普賢岳など20以上の山々からなる火山群の総称です。古くは温泉山と呼ばれたように雲仙温泉も有名で、明治・大正期には外国人の避暑地としても栄えました。

仁田峠から雲仙ロープウェイで標高約1300mの空中散歩をすると、春はミヤマキリシマ、秋は紅葉と季節折々で楽しむことができます。

⦅温泉⦆大分県 別府温泉

温泉の源泉数、湧出量が日本一の別府は、町の至る所で湯煙が上がっています。別府観光の定番は、地獄と呼ばれる様々な種類の源泉を見て回る地獄めぐりです。中でも海地獄、血の池地獄、龍巻地獄、白池地獄の4つの地獄は国の名勝に指定されています。全部回るとペースにもよりますが2〜3時間ほどかかりますので、時間がない場合はいくつかに絞ってもいいかもしれません。

まとめ

古より語り継がれてきた日本新八景は訪れた多くの人を感動させてきました。皆さんもぜひ訪れてその魅力を感じてみてください!

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