【熊本県】おすすめ絶景写真スポット10選を紹介!

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風景・絶景
御輿来海岸より有明海と雲仙方面を望む
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「火の国」・「水の国」とも言われる熊本県は、観光スポットが盛り沢山ですが、今回はその中でも特におすすめの絶景写真スポットをご紹介します。

大観峰

阿蘇の北外輪山にある展望スポットで、標高は約935メートルです。360度の大パノラマが広がり、阿蘇五岳、くじゅう連山までを一望することができます。ここから望む阿蘇五岳は、お釈迦様が寝ている姿に見えることから「涅槃像」と呼ばれています。大観峰は雲海スポットとしても人気で、昼と夜の寒暖差が大きい春や秋の早朝、条件が揃うと外輪山に囲まれた盆地に広がる雲海を見ることができます。

外輪山の草原の中を走り抜けるミルクロードをドライブしながらぜひ立ち寄りたい阿蘇の絶景スポットです。阿蘇の観光スポットは別の記事でも詳しく紹介していますので、ぜひ参考にしてください!

草千里ヶ浜

草千里ヶ浜は標高約1,100mの高さにある火口跡です。広がる草原の中に、雨水が溜まってできた池が2つあります。噴煙を上げる阿蘇中岳もすぐ近くに見え、阿蘇の大自然を体感することができる阿蘇観光には外せない場所です。標高が高く光害も少ないので、夜の星空鑑賞にもおすすめです。

駐車場に隣接して、火山博物館やカフェ、レストランもあります。

白川水源

南阿蘇にある白川水源は、ここから阿蘇の田園や熊本市街を経て有明海に注ぐ清流白川の総水源で、環境省の「名水百選」にも選ばれています。湧水は飲料水としてそのまま飲めるので、自由に飲んだり、ペットボトルなどに入れて持ち帰ることもできます。

上色見熊野座神社

神殿へ続く参道沿いには石灯籠が並び、静かな苔むした緑色の世界と相まって神秘的な空間が広がります。神殿の後ろには、阿蘇の大明神である健磐龍命(タケイワタツノミコト)に追われた従者鬼八法師が蹴破ったといわれる縦横10メートル以上の大風穴「穿戸岩(うげといわ)」があります。

宮司さんは不在ですが、御朱印は南阿蘇鉄道高森駅前の観光案内所「高森観光推進機構」でいただくことができます。神社から車で約10分ほどです。

鍋ヶ滝

約9万年前の巨大噴火の火砕流が川を埋め立てたことで形成されたのが鍋ヶ滝です。長い年月をかけて柔らかい層が侵食され、滝の裏側を歩けるように空間ができています。「おーいお茶」や「生茶」のCMでも使用された場所で、マイナスイオンを浴びて、心身をリフレッシュさせることができます。

小国町にあり、黒川温泉から車で約20分です。駐車場から滝までは階段が整備されています。現在は事前予約制となっていますのでご注意ください。

菊池渓谷

渓流に光芒が差す光景は、7月中旬から8月頃の晴れた日の早朝です。光芒が見られる場所は何箇所かありますが、菊池渓谷の一番奥に広がる「広河原」は特に人気で、ベストシーズンのときは日が差す前から三脚が立ち並びます。撮影に行くなら、膝下まで濡れてもいい格好で行くのをおすすめします。

菊池渓谷には「日本の滝百選」に選定されている四十三万滝をはじめ数々の滝があり、光芒のシーズン以外でも楽しめます。紅葉の時期もおすすめです。

山吹水源

阿蘇の産山村にある山吹水源は原生林に囲まれた静かな水源で、毎分30トンもの水が湧き出ています。駐車場から10分ほど歩くと、透き通った水面に鮮やかな緑の木々が映り、幻想的な光景が広がっています。

熊本城

熊本城は加藤清正が1607年に築いたお城で、西南戦争で西郷軍に攻められるも落城せず、強固な造りを証明しました。宇土櫓や石垣などが現存していますが、2016年の熊本地震によって大きな被害を受けました。天守閣の復旧は完了していますが、城郭全体の修復が完了するのは2052年度の予定となっています。(2023年現在)

熊本城は別名「銀杏城」とも呼ばれ、その由来となった加藤清正公のお手植えと伝わる大イチョウが本丸にあります。

御輿来海岸

御輿来海岸(おこしきかいがん)は「日本の夕陽百選」に選定されている人気の観光スポットです。有明海は干満の差が大きいため、干潮の時に干潟が浮かび上がり、さらに日没の時刻と重なると写真のような絶景が広がります。条件が揃うのは2月後半~4月前半を中心に年に10日ほどしかなく、さらに天気にも恵まれるとなるとかなり条件は厳しいため、絶景日には平日でも多くのカメラマンが訪れます。

展望台に駐車場がありますが、昼には満車になることもあるので、その場合は麓の駐車場に止めて歩いて登って来ることになります。潮見表を見ながら絶景日に合わせて訪れてみてください。

天草

天草エリアは九州本土と結ぶ天草五橋から、天草諸島最大の下島に至るまで、様々な観光・写真スポットがあります。桜で有名な千厳山や、SNSでも人気の倉岳神社など沢山の見所を周りながらドライブするのがおすすめです。また、島原半島と天草諸島に囲まれる五和沖は潮の流れが早いことから、イルカの生息に適しており、貴重なイルカウォッチングを楽しむこともできます。

写真は天草下島の西海岸にある妙見浦です。西海岸沿いからは東シナ海に沈む夕日を望める場所がいくつもあり、天草市では「天草夕陽八景」として1)下田温泉の夕陽、2)十三仏公園の夕陽、3)大ヶ瀬の夕陽、4)マリア像の夕陽、5)拝瀬・鳴瀬の夕陽、6)魚貫・黒石の夕陽、7)遠見山公園の夕陽、8)小森海岸の夕陽を選定しています。

天草はキリシタン関連の歴史的遺構も多く、禁教期の信仰形態を知ることのできる「天草の﨑津集落」は「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」として2018年に世界文化遺産に登録されました。

天草の﨑津集落

近くにある「道の駅﨑津」で、﨑津集落の歴史や文化を詳しく知ることができます。

まとめ

熊本県は九州を代表する阿蘇山から、イルカに会える天草の海まで、豊かな自然を楽しめる魅力的な場所です。自然以外にも、歴史や文化、温泉、グルメなど魅力たっぷりなので、ぜひこの記事を参考に熊本の旅行を楽しんでもらえると幸いです。

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