山口県には豊かな自然と歴史的な観光地が多くあり、見所満載です。ぜひ山口県に旅行する際の参考にしてください!
角島大橋
山口県の北西部にあり、絶好の写真スポットです。透明度の高い綺麗な海と、角島へ続く全長1,780mの橋は、まるで沖縄へ来たかのような絶景です。
角島大橋を渡ると、海水浴場や角島灯台などがあります。
元乃隅稲荷神社
100基以上の赤い鳥居と広大な青い海のコントラストが目を引く元乃隅神社は、アメリカのCNNが発表した「日本の最も美しい場所31選」にも選出された山口県屈指の絶景スポットです。
風が強く荒波が押し寄せる日には、奥の岩穴から海水が吹き出る龍宮の潮吹を見ることもできます。
秋吉台
美祢市にある日本最大級のカルスト台地で、国定公園に指定されています。もともとこの地は海の中で、サンゴ礁が時間とともに石灰岩になり約3億5千万年かけてゆっくりと海から山へと移動することで現在の姿になりました。
この秋吉台の地下には秋芳洞という鍾乳洞があり、夏でも涼しく快適に観光することができます。
別府弁天池
別府厳島神社の境内にある名水百選に選出されている池で、透き通った水がとても美しくまるで異世界のようです。駐車場付近で水を汲むこともできます。
秋吉台から車で15分ほどです。
錦帯橋
岩国市にある言わずと知れた観光名所です。春には川沿いに桜が咲き、多くの人で賑わいます。
錦帯橋の歴史は1673年に架けられた木造の橋から始まりますが、ほどなくして焼失、1674年に再建された橋は台風で流される1950年まで活躍しました。現在の橋は1953年に再建され、その後何度か修復されたものです。水の抵抗を少なくするため、橋脚は船の舳先のような形をしています。
橋を渡ってしばらく歩くとロープウェイ乗り場があり、ここから登ると岩国城まで行くことができます。岩国城は関ヶ原の戦い後、1608年に当時の藩主吉川広家によって築かれましたが、一国一城令によりわずか7年で取り壊されました。上から見ると、錦川が天然の外堀になっていることがよく分かります。
一の俣桜公園
下関市豊田町の山奥にある公園で、水没林と色とりどりの鯉が神秘的な光景を作り出しています。
小月I.Cから車で40分です。この公園より北の日本海側へ続く道は、急に狭い林道となりますのでご注意ください。
萩城下町
かつての長州藩の中心地であった萩には今も武家屋敷の町並みが広がり、往時の面影を残しています。萩城下町の一部は国の重要伝統的建造物群保存地区にも指定されています。高杉晋作や木戸孝允など幕末から明治維新にかけて活躍した偉人ゆかりの地も多くあるので、過去に想いを馳せながらゆっくり散策するのがおすすめです。
山口県には他にも、萩反射炉や松下村塾など歴史的価値の高い名所・史跡が点在しており、見所満載です。
須佐ホルンフェルス
縞模様が特徴的な大迫力の断崖ですが、これは約1400万年前にマグマの影響を受けて誕生した歴史的にもスケールの大きな地層です。日本海の荒波と相まって、自然の壮大さを感じることのできる絶景スポットとなっています。
道路沿いに駐車場があり、そこから遊歩道を10分ほど下っていくと辿り着きます。
青海島
青海島は北長門海岸国定公園に属しており、海上アルプスとも言われる、日本海の荒波に浸食されてできた奇岩が点在する光景が印象的です。青海島観光遊覧船に乗ると岩を近くで見ることもできます。
駐車場から展望台までは10分ほど散策路を歩きます。
東後畑棚田
日本の棚田百選に選ばれている東後畑棚田は、長門市にある日本海に面した棚田です。毎年5月下旬〜6月上旬頃には、水を張った棚田とイカ釣り漁船の漁火を見ることができます。日の沈む時間帯は、水田に夕陽が反射しシャッターチャンスとなります。日没後、ポツポツと漁船の明かりが灯るにつれ幻想的な光景が広がります。
まとめ
山口県の魅力を綴ってみましたが、実際に足を運んでみるとその魅力がさらに深まること間違いなしです。自然や歴史はもちろん、瓦そばやふぐ料理など山口県ならではのグルメや、川棚温泉や長門湯本温泉といった温泉など、多彩な楽しみが詰まった山口県で素敵なひとときを過ごしてみてはいかがでしょうか。