【和歌山県】おすすめ絶景スポット10選の紹介!

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和歌山県 円月島と夕日 風景・絶景
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紀伊半島の西側に位置し、南北に長い和歌山県。温暖な黒潮の流れと紀伊水道沿いの海岸の景色が独特の景観を作り出します。険しい山地から海まで様々な景色に富んでいます。紀伊半島の南東部では、時には台風の通り道として厳しい環境に置かれますが、天気の良い日には本州最南端の地として、太平洋を広く望むことができます。また黒潮の影響で緯度の割に温暖な気候も特徴です。南国を思わせるような景色も広がります。そんな和歌山の絶景を10箇所お伝えします。

橋杭岩

橋杭岩 朝日
朝日浮かぶ橋杭岩のシルエット

橋杭岩は、長い年月をかけて風や水の浸食作用によって形成された岩肌で、主に花崗岩や火山岩からなります。橋杭岩の名前は、その形状が橋の杭のように細く尖っていることに由来しています。岩肌が薄く、鋭い尖塔状の形状を持つため、まるで橋の杭が連なっているかのような風景が広がります。

橋杭岩は朝日とともに撮影するスポットとしても有名です。

橋杭岩は、自然の造形美を楽しむ観光地として知られています。干潮の時にはすぐそばまで近寄ることができますが、安全に注意しながら楽しむ必要があります。

熊野大社

熊野大社 大斎原と大鳥居 桜
桜満開の大斎原と七越峯

熊野大社は、和歌山県熊野市にある日本の神社で、熊野三山の一つです。熊野信仰の中心地として知られており、熊野参詣の聖地として古くから多くの人々に信仰されてきました。熊野古道はかつては宮廷や一般の人々によって利用され、自然の中を歩いて熊野本宮に参詣する道として栄えました。現在でも多くの人々が熊野古道を歩いて参詣することがあります。

熊野大社は、熊野信仰の中心であるだけでなく、日本の文化や歴史においても重要な存在です。1993年には「紀伊山地の霊場と参詣道」が、世界遺産として登録されました。

国道の向かい側には、大斎原があり、そのいちばん手前には大鳥居が構えています。大斎原はかつてここに神殿があったことの所以であり、厳格な場所として管理されています。大鳥居は日本一の鳥居としてその名が知られています。春には鳥居周辺に桜が咲き誇り、裏に控える七越峯の桜とともに絶景を見ることができます。

熊野大社は、自然の美しい景観と歴史的な価値が結びついた神社であり、多くの人々にとって特別な場所です。日本の伝統や信仰に興味のある方には、ぜひ一度訪れてみることをおすすめします。

那智の滝

那智の滝
飛瀧神社鳥居と新緑の那智の滝

紀伊半島の先端部付近 那智勝浦町にある滝です。古来より熊野信仰のひとつとして多くの参拝者を集めてきました。華厳滝、袋田の滝と共に日本三大名瀑の一つにも数えられるなど、知名度も高いです。

一段の滝としては落差日本1位であり、自然信仰の聖地とされていました。滝右手には那智原始林が広がっており、国の天然記念物に指定されています。

駐車場は各所にあります。飛瀧神社のカーブを超えた先に、民間駐車場が点在しており、どこへ止めても料金は殆ど同じです。

また青岸渡寺や那智大社へ向かう道路は有料道です。突き当たりには駐車場も完備されていることから、こちらへ止めて散策するという方法もあります。

周辺では那智黒をはじめとしたお土産物の店が並びます。周辺散策しながら、ダイナミックな滝を見てみましょう。

加太

加太 夕陽

加太は和歌山県の夕陽100選にも指定される風光明媚な夕日の名所です。海岸のすぐ近くまで山が迫る地形で、展望台からは紀伊水道と浮かぶ島々を見ることができます。

特に夕日の時間帯には、紀伊水道が照らされ幻想的な雰囲気となります。この見晴らしの良さから、戦時中には軍事拠点としても使われた歴史があります。付近には砲台跡等を見ることができます。ついでに立ち寄ってみましょう。付近には温泉もたくさんあります。夕陽の絶景を眺めながらのんびりするのもいいかもしれません。

白良浜

白良浜
海水浴客賑わう白良浜海岸と入道雲

白良浜は、白い砂浜と透明度の高い海が特徴で、多くの人々にとって人気のリゾート地となっています。波の穏やかな海と砂浜の美しさは、多くの観光客や海水浴客を魅了しています。海水浴シーズンには多くの人々が訪れ、海水浴やシュノーケリング、海岸での散策などを楽しむことができます。

また、白良浜周辺には施設やアクティビティも充実しています。近くにはホテルや旅館もあり、リゾート地としての滞在も可能です。自然散策や歴史的な観光も楽しむことができます。和歌山県を訪れる際には、ぜひ一度白良浜を訪れてみてください。

潮岬灯台

潮岬灯台
夕日沈む太平洋と潮岬灯台

潮岬灯台は本州最南端の灯台です。太平洋に突き出したこの場所に立つ灯台は、台風の通り道としても知られています。歴史的文化的価値が認められ、Aランク灯台としても名高い灯台です。

付近には灯台資料館が併設されており、上記歴史的価値含め灯台を詳しく知ることができます。

砂利の有料駐車場に止め、5分ほど海岸沿いを歩くと灯台に到着です。

灯台東側には展望スペースが設けられており、天気のいい日には、太平洋に沈みゆく夕陽を眺めることができます。付近を行き交う船とともに絶景をしばらく眺めているのも楽しいかもしれません。

円月島

円月島
観光船と円月島

白浜のシンボルとして地元の人からも親しまれている円月島はその名の通り、島の中央部に円型の穴が空いてるのが特徴です。波風の風化に伴って空いた穴であり、貴重な観光資源となっています。

白浜の海岸線を車で走るといたるところから円月等を見ることができます。潮の引いた時間には、円月島まで渡ることもできます。珍しい絶景を見られる観光地として有名です。周囲の海はとても綺麗で、シュノーケリングも楽しむことができます。

熊野古道

熊野古道
参詣者見守る石像と木漏れ日の熊野古道

熊野古道は和歌山県を中心に広がる古代の巡礼路です。紀伊山地の山岳地帯を通り、熊野三山(熊野本宮、熊野速玉大社、熊野那智大社)を結ぶ道として知られています。熊野古道は、日本の信仰と文化の重要な要素の一つです。熊野古道には複数のルートが存在し、それぞれのルートには特徴的な景観や歴史的な名所があります。代表的なルートには、中辺路、大辺路、小辺路などがあります。

熊野古道は主に山岳地帯を通るため、自然の美しさが特徴です。美しい森林や渓谷、清流が広がり、季節ごとの風景が楽しめます。また、道沿いには石畳の参道や鳥居、神社などの歴史的な建築物が点在し、古道の雰囲気を感じることができます。

熊野古道は、古代から巡礼者が参詣する道として利用され、修行や信仰の場とされてきました。参詣者は自然の中を歩き、心身の浄化を図ると共に、熊野三山の神聖なエネルギーに触れることができます。熊野古道の巡礼は、心の静寂と自己の探求を求める人々にとって特別な経験となるでしょう。

現代では、熊野古道は観光地としても人気があります。多くの人々がハイキングやトレッキングを楽しみながら、古道の歴史や文化に触れることができます。熊野古道には宿泊施設や休憩所、地元の飲食店などもあり、訪れる人々を支えるインフラが整っています。

熊野古道は、その自然の美しさと歴史的な価値から、国内外から多くの人々が訪れるスポットです。歩くことで自然との一体感を感じ、日本の古代の信仰や文化に触れることができるでしょう。

谷瀬の吊り橋

谷瀬の吊り橋
谷瀬の吊り橋と春の陽気

谷瀬の吊り橋は日本有数の長さを誇る鉄線のつり橋で、長さ297m高さ54mもあります。周囲をそびえ立つ深い山々に囲まれ、眼下には清澄な十津川が流れるなど自然豊かな景色を楽しむことができます。歩くたびにゆらゆらと揺れるつり橋はスリル満点ですが、まるで空中を散歩しているような気分を味わえる十津川村でNO.1の観光スポットです。

もともとは生活用のためのつり橋としてかけられた歴史がある谷瀬の吊り橋は、吊り橋ができる以前には川に丸木橋を架けて行き来するなど、大変な思いをしていたとのことです。今でも地元民の貴重な移動手段として活躍し続けています。村営の上野地駐車場が付近にありアクセスも容易です。

高野山 壇上伽藍

高野山 壇上伽藍

高野山は、真言宗の総本山として知られており、仏教の聖地とも言われます。平安時代に空海によって開かれた後、国内で最も重要な修行の地の一つとなっています。そんな高野山のほぼ中心地に位置するのが「壇上伽藍」です。壇上伽藍は、高野山の山上に広がる寺院の複合施設であり、宗教都市として栄えた名残から多くの建物があります。

高野山の壇上伽藍は、その広大な敷地と歴史的な価値から、仏教信仰の修行や参拝、観光客にとっても重要な場所となっています。訪れる際には、静かな態度で参拝し、宗教的な場所であることを尊重することが大切です。また、季節によっては美しい紅葉や雪景色などの絶景も楽しむことができます。

まとめ

和歌山県には、世界遺産熊野古道をはじめとした多くの観光地や絶景スポットがあります。仏教とも関連が深い場所でもあり、訪れることで歴史を感じることができます。関東に住んでるとなかなか遠いイメージのある和歌山県ですが、白浜空港からは羽田直行便も運行されるなど、工夫すれば手軽にアクセスすることもできます。

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