日本の代名詞とも言える富士山、そして桜。この2つを一緒に撮ることができる絶景撮影スポットを厳選して紹介します！
河口湖（山梨県）
河口湖北岸からは、桜と湖越しに富士山を眺めるという定番の景色を見ることができます。山梨県側から富士山の方を撮影するには、日の出から遅くとも昼前までの時間帯がベストです。早朝、風がなければ逆さ富士も狙うことができます。
河口湖北岸には、富士山と桜を組み合わせて撮影できるスポットが数多くあります。その中でも特に人気があるのは、産屋ヶ崎、河口湖円形ホール付近、長崎公園等です。北岸をドライブしながら、撮影スポットを探してみるのがおすすめです。
忍野（山梨県）
忍野村にも撮影スポットはたくさんあります。新名庄川沿いに並ぶソメイヨシノは特に有名で、早朝から多くのカメラマンが訪れます。忍野八海周辺にもソメイヨシノが点在しているため、茅葺き屋根と絡めた日本の原風景的な写真を撮ることができます。
忍野は周囲よりも気温が低いこともあり、桜の開花時期も遅めです。年によって前後しますが、4月4週目頃に見ごろとなることが多いです。河口湖よりも1週間ほど見頃が遅れるというイメージでいいかと思います。
岩本山公園（静岡県）
岩本山公園は富士川沿いの小高い山の上にある自然豊かな公園です。公園内には約400本の桜の木が植えられているということで、春先には一斉に春の装いになります。広い公園ですが、富士山と一緒に撮影できる場所は限られており、駐車場から広場を上がった先で桜の撮影をできるスポットがあります。夜間にはライトアップもされるということで、桜の時期にはぜひ訪れてほしい場所です。
2月中旬ごろ、桜が咲く前に見頃を迎える梅の花もおすすめです。赤や白の花が咲き乱れ、この時期ならではの冠雪した富士山と絡めた写真を撮ることができます。静岡県なので宝永山も綺麗に見ることができ、山梨県側から見る富士山とはまた違った趣があります。
龍巌淵（静岡県）
潤井川沿いに咲くソメイヨシノの桜並木は富士山の美しさを際立たせます。雄大な富士山を背景にして、桜と清流の絶景を眺めることができる貴重な場所です。橋の上から撮影すると、人工物が全て隠れる構図で撮ることができるのでおすすめです。
太陽はこの写真の右側から当たってくる形となるため、朝一は光が当たりません。この写真は10時前後の撮影ですが、午後の方が光が回ってきます。しかし午後になると空が霞んできたり富士山に雲が湧いてきたりすることもあるので撮影のタイミングがやや難しいかもしれません。
大石寺（静岡県）
静岡県富士宮市にある大石寺の広大な敷地に5,000本ものソメイヨシノが咲き乱れます。見頃は例年4月上旬で、多くの花見客が訪れます。木の本数が多いので様々な撮り方ができますが、やはり富士山と絡めて撮るのがおすすめです。桜名所ですがお寺の敷地内ということもあり、毎年4月6日、7日、また土日が進入禁止となっているので注意が必要です。
まとめ
今回ご紹介したのはどこも桜の名所ですが、富士山は桜が一本でもあれば写した時に絵になります。ぜひお気に入りの場所を見つけて富士山×桜の絶景をカメラに収めましょう！
