伊豆半島については、以前紹介した記事がありますのでご覧ください。今回は伊豆半島を除く静岡県内のおすすめ絶景スポット10選の紹介です。
富士山
日本の象徴でもある富士山は静岡県内の各所から見ることができます。特に、静岡県から見る富士山は、海と一緒に眺められる場所が多いのが特徴です。日本一水深の深い駿河湾と日本一標高の高い富士山の組み合わせは日本を象徴する風景でもあります。
山中城
東海道中の箱根峠を越えたところにあるのが山中城です。三島へ降りる途中にあり、文字通り山の中にある城といえます。山中城は綺麗な障子堀が有名で、GW前後には堀の斜面にツツジが咲き誇ります。また天気の良い日には富士山をも眺めることができます。駐車場からは山道を10分ほど上がっていくことになりますので歩きやすい靴で行くのがおすすめです。
久能山東照宮
静岡県にゆかりのある徳川家康は、県内に関連施設がたくさんあります。中でも、久能山東照宮は徳川家康が祀られている神社として有名で、年間を通じて、数多くの人が訪れます。国宝にも指定された社殿は創建当時の煌びやかな色彩が目を惹きます。
久能山東照宮は日本平の中腹にあります。アクセスは2通りあり、日本平山頂からロープウェイで下っていくか、もしくは海岸沿いの駐車場から900段の階段を上っていくかのどちらかです。体力に自信のない方はロープウェイがおすすめです。山道から見る駿河湾の景色は、遠く伊豆半島まで見渡すことができ絶景です。
御前埼灯台
御前埼灯台は御前崎の先端に位置しており、遠州灘の東端でもあります。年中風の強い場所としても知られており、周囲には風力発電所が多くあります。
御前埼灯台については下記記事でも取り上げています。ぜひご覧ください。
夢の吊り橋(寸又峡)
大井川源流近くの寸又峡にある吊り橋です。通称、夢の吊り橋として知られており、エメラルドグリーンの水の美しさから数多くの観光客が訪れます。
寸又峡へは、大井川沿いの山道をずっと進んでいくことになります。また駐車場からは20分ほど歩いたところに夢の吊り橋があります。
休日には吊り橋前で並ぶことも多いため、朝早めに訪れるのがおすすめです。夢の吊り橋を訪れた際には、周囲の温泉街や、奥大井湖上駅なども一緒に散策しましょう。
柿田川湧水群
柿田川湧水群は、富士山の雪解け水が湧き出る場所として知られており、展望台からは、水が湧いている様子を見ることができます。展望台が二つあり、それぞれの景色を楽しむことができます。
交通量の多い1号線のすぐ横にある公園ですが、公園の辺り一帯だけは静かな雰囲気が広がります。
花沢の里
花沢の里は、江戸時代から続く山村集落が今に残っている場所です。涼しげな水路沿いに家並みが続く様子は一見の価値があります。静岡と焼津の中間地に位置しており、高速のインターも近いためアクセスは便利です。
集落手前に大きめの無料駐車場があり、そこから10分ほど上り坂を登った先にあります。
駿府城
静岡市街のほぼ中心部にある駿府城は、周囲はビルに囲まれながらも、お堀や門が残り、市民からも親しまれている城です。桜をはじめ四季を感じることのできる場所としても知られています。現在天守台は発掘調査中ですが、発掘調査の様子を見ることもできます。
庭園や水路、櫓など見どころも多く、のんびり散策するのも楽しい場所です。
駿河湾
日本一深い湾としても知られる駿河湾は日本のほぼ中心にあり、富士山のちょうど南側に位置しています。石廊崎〜御前崎を結んだところを駿河湾と定義することが多く、その大きさも日本有数の規模です。
箱根峠からは、駿河湾を一望することができ、夕日が沈む様子やその後の夜景をも眺めることができます。
白糸の滝
天然記念物にも指定されている白糸の滝は、富士山の雪解け水が絶壁の間からいくつもの滝に分かれて流れ落ちていく様子が有名です。新緑も紅葉も綺麗であり、天気の良い日には富士山を眺めることができます。世界遺産の構成遺産としても登録されるなど、多くの観光客が訪れる絶景の滝です。
駐車場は滝の北側にいくつか点在しています。駐車場から滝壺まで降りるには階段をずっと下っていくことになります。すぐ横にある音止めの滝とセットで観光するのが定番です。
まとめ
海あり山ありのダイナミックな絶景を見ることができるのが静岡県の大きな特徴です。関東からもアクセスしやすい位置にありますので、気軽に訪れてみましょう。